GM理数研  学びのレポート

名張市の高校受験、大学受験のお役立ち情報

主体的に学ぶとは?

こんにちは。名張市の学習塾GM理数研です。

新規で見学にいらした保護者から、「こちらは自主的に学ぶスタイルなのでウチの子には難しいかもしれません。」とのコメントを頂くことが時々あります。

それは違っていて、在籍している生徒たちも、最初は全く出来ていなかったです。小5から見はじめ高2、高3になってようやくなんていうのも少なくありません。時間がかかるんです。

 

ではなぜそうまでして主体的に学ぶ事を築き上げる必要があるのか。それは、この主体性こそが学力向上に欠かせないからです。例えば受動的に学んでいる子が10時間かけて身につけるものなら、主体的に学ぶ子はそれを1時間で身につけます。この差の積み重ねが学力差なのではないかという気すらしてきます。

それから、主体的に学ぶとは、単に分からない事を積極的に質問、相談するということでもありません。大人しい性格で我々に話しかけるのに少し躊躇いがあるのなら、黙々と問題集に取り組み、誤りを自分で適切に修正していく。このような形も十分に主体的だとおもいます。もし生徒たちがこの状態に至れば我々はただよく観察して、最も合理的と思われるルートを定めるのみです。いくらこのような学習姿勢が身についたからといっても、放っておくと目的と手段が入れ替わることがよくあります。たくさん問題集を解くことが目的になって、同じような問題集を何冊もするとか、青チャートを5周するとか。目的意識がないまま、こういうのは本当に無駄が多いのです。

生徒の個性特性に合わせた、主体的な学びの形というのがあります。それを模索していくのが私たちの役目で、時間をかけて作っていきます。

一生懸命、長い時間かけて言われたことはやっているのに成績が上がらない。そんな不幸を減らしたからです。自分で考えて勉強すると楽しいですよ。

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