GM理数研  学びのレポート

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ビリギャルについて思うこと

こんにちは。名張市の学習塾GM理数研です。

話題になったのは随分昔のことだったかと思いますが、未だに時々話題になることもある「ビリギャル」についてです。きっとこの手の話の中では、インパクト抜群だったのでしょう。映画にまでなりました。そのため批判的に捉えられることも多いお話です。

その中で特に多いのが、「主人公の女性が、有名な中高一貫校の生徒だから元々頭が良かったんだ。だから慶應に合格できた。全員に当てはまるものではない。」といったものです。

はたしてそうでしょうか?一部にはいるのかもしれませんが、今の大学入試は生来の頭の良さで勝負できるほど甘くはありません。そもそもそう捉えることに何のメリットもありませんし、努力すればこういったくらいの事は現実になるんだと信じておく方が殆どの人にとってメリットは大きいでしょう。

というのも、この主人公の女性、受験までのおよそ2年ほど猛烈に勉強しています。通われている塾のサポートも最大限活用していました。であれば、この位の結果はごく普通のことです。ただ、この2年間という期間を、10代の子たちが生活のほぼ全てを勉強に捧げたことは率直にすごい事だと思います。いったいどれだけの人が、10代のこの時期にこれだけの努力ができたでしょうか。

実際、彼女は生まれつき頭が良かったのかもしれませんが、些細なきっかけで、慶應合格と目標をもって、それに向かって努力し、達成したというお話で誰にでも起こりうるお話だと思います。

 

弊所でも情報科のオール1の高校生が半年で龍谷大学へ合格した話などありますが、ご興味ありますか?ウチではその子が特に「ビリギャル」の女の子と良く似ているなと思っています。それは決して逆転合格や奇跡などではなく必然的なもので、こんな話はウチのような小さな塾でもあるような話なのです。そこには、目標に向かってただ猛烈に頑張った高校生がいただけです。私は素直に彼らを賞賛したいとおもいます。

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