中間テストが近づいてきましたので、質問の数、質ともいつもより良くなってきてました。
ただ、みんながみんな最初からどんどん質問できていたわけではありません。
少しずつ少しずつ変わっていく、そういうものです。
最初から、「ウチの子自分から質問できないので、先生の方から・・・」というのはどうかやめて頂きたいです。まずその間で学力向上はありません。さらに、もしそのまま大人になってしまったらどうなるでしょうか？場合によっては命に関わるかもしれません。
メーカー勤務時代こんなことがありました。他の従業員が社員旅行中、ある社員は残務があったのか参加せず、工場で作業をしていました。誰もいない工場で倒れてしまいました。幸い一命はとりとめましたが、職場復帰はなりませんでした。会社の中心人物で経験のある人だったので、1人でも大丈夫だろうと、他のみんなも考えていたと思います。どんなに優秀でも、誰かに頼る、相談するというのは大切なことだと感じた一件です。
私自身、ある設備の使い方を十分に確認せず使用していたところ、ちょっとしたイレギュラーな出来事から、指先を粉砕骨折したこともあります。いまだにその指だけ異常に太いです。
分からないことはすぐに聞くというのは大切なことです。しかしながら、そうはいうもののそういう雰囲気になっていない場合も多いです。
一方、その雰囲気、システムを作ってしまえば、子どもたちなら、自ずと質問を発することができるようになります。変われるんです。もちろんそれができるようになるまでの個人差はありますが、多くの学習塾にはそのシステムとノウハウがあると思います。
だからどうか、ウチの子は自分から質問できないんです。と最初から決めてしまわないで頂きたいのです。
