GM理数研  学びのレポート

名張市の高校受験、大学受験のお役立ち情報

悪い結果を面白いと感じられるように②(高校入試編)

こんにちは。名張市の学習塾、GM理数研です。

前回の続きです。

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nabari-risuken.hatenablog.com

 お恥ずかしい話ですが、見事なまでの厨二病が炸裂します。

 3年の夏休みだったが明けた時です。もちろん夏休みの宿題など一つもやっていませんが、課題テストは他のみんなと同じように受験します。それでも順位は余裕で上位1桁です。しかしながら、課題は一向に提出しないものですから、担当の先生からことあるごとに催促されるのです。そんなやり取りが続く中で、ある時暴言を吐いてしまいます。「その課題を真面目にやったみんな俺よりバカやないか!そんな課題に何の意味があるのか?」言った瞬間マズイとは思いましたが、この時ばかりは殴られることもなく話は終わりましたが、ただ通知表がさらにとんでもないことになりましたね。2ばっかりです。今思うと当然のことです。いや、本当に生意気なことを言って申し訳なかったと思っています。

 そうするうちに高校受験が近づいてきますが、塾と定期試験前以外でロクに勉強はしません。志望校だった八幡高校なら十分に合格点を超えていたからです。上を目指すこともなく単に受かりそうなところを志望校にしていたんですね。そりゃそうです。漫画家になるつもりなのですから。机に座っていても漫画ばかり描いていました。でも、そんな感じでも何故か成績がさらに上がっていきます。フクトで余裕で8割超で安定してきます。点数だけなら学区内のトップ東筑高校も狙える成績です。塾の期待を一身に受けているような気さえしてきました。小さな塾だったので、その頃にはかなり特別扱いを受けるようになっていたと思います。今でいうICT教材に近いものまで私だけ使わせてもらえるようになりました。

 そして受験当日、びっくりするくらいできたんですよね。自己採点では290/300です。合格最低点は余裕で超えているのでもう八幡高校への合格は確信しています(内申点がまるで足りていないのも知らずに)。そう、その確信に反して不合格となってしまいます。滑り止めで受けていた私立九州国際大学付属高校に進学せざるを得なくなります。金もないのにとんだ親不孝です。両親からは特に何もありませんでしたが、この時ばかりは流石に反省しました。しかしもうどうしようもないのです。

 しかしながら、八幡高校でなく、九国へ進学したことがその後の人生に大きな影響を与えたのではないかと思います。でなければ、今頃、福岡で郵便局員だったのではないかと思うのでとても大きな転機となった九国進学ですが、それは次回ということで。

 宿題はやらなあかんもんやということを理解した高校受験、そして初めての不合格の経験です。不思議と悔しさはなく、高校では言うこと聞こうと、変に斜に構えるのをやめようと思いました。無闇に我を押し通せば色んな人に迷惑をかけるというのを思い知らされました。

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